お知らせ

勇太渡邉とのM-1な話(袖ケ浦菜の花苑)

「どうもどうも厨房ボーイズです、よろしくお願いしますー。ありがとうございますホントにネー」
「ちょっとねー、あのー、今日の献立のおそばのことなんやけどね。利用者さんに好きなおそばを用意しようと思うねんけどな」

「ええやんか、それはええことやんか」
「みなさんに好きなおそばを訊いたねんけど、なんか何回も食べてるのに名前を忘れたんやって。色々訊いてみてんけどな、それが全ッ然分からへんねん」

「ちょっとどんな特徴を話してたのか教えてよ。考えてみようやないか」
「なんかあのー、肉とか天ぷらとか鍋焼きとはちゃうねんて」

「なるほど」
「とにかくヘルシーで、健康志向やねん」

「ほうほう、ええやないかい」
「でな、やまかけとかとろろがかかってるわけではないっちゅうねん」

「絞れてきたやないか」
「なんや、別にスーパーや買い物に出らんでも用意できる食材を使ってるらしいんや」

「山菜そばやないか、それ。山行ったら山菜獲れるがな、山菜そばやろがい?」
「俺も山菜そばかなと思ったけどな、利用者さんが言うには春にしか食べられへんっちゅうねん」

「ほな山菜そばちゃうか。山菜そばが春先しか食べられへんって聞いたことないわな。春に予定立てて食べる様なそばとちゃうのよ、山菜そばなんて。今日はあっさりヘルシーにいっときたいなっていう流れでざるかもり、あるいは……でどうしようかなぁって、迷って行きつくトコやねん」
「そやねんなぁ」

「もうちょっと詳しく教えてくれる?」
「うん、菜の花そばでした」

「初めて事業所のHPをネタ仕様でやろうって、ここはミルクボーイしかないだろうと言ってきといて菜の花そばってオチはないやろ!?」
「湯掻いた菜の花を乗っけてみました」

「いやいや、そんなそば屋のメニューで見たことも聞いたこともないオリジナルでミルクボーイは無理やろ? コーンフレークとかサイゼとかインディードとか、誰でも分かるド定番をネタにしてんねんから彼らは。しょっぱなから無理があるよ」

「そやねんけどな……」
「お、おう!?」

「やってみたかったんよ、ミルクボーイ」
「きみとはやってられへんわ、ありがとうございましたー!」