第647話
647話は「護送車強奪」というエピソードです。
「太陽にほえろ!」であるならば……ですが。
それは“ブルース”こと澤村 誠刑事と“マイコン”こと水木 悠刑事コンビの主演回で、拘置所に向かう護送車を襲撃した犯人と対峙する、1985年5月放映の作品でした。
サブタイトルが表示される画面は、こんな感じでしたよ。
なぜ41年前のドラマの、しかもエピソードタイトルを引用したかというと……、七曲署管内ではなく木更津署管内にある当苑でも、この日、護送車強奪事件の類似案件が発生した……発生させられた?……ようだからです。
定年が近付くにつれてカップ麺頻度がアゲ♂アゲ♂になりつつある施設長は、この日が今月最後の昼食。
昨日も「緑のたぬき」の“先のせくたくた”、本日はデスクに「麺職人 丸鶏ガラ醤油」が残っていました(ホントは「柚子しお」が良かったらしいです)。
しかしながら、麵職人は美味しいけれどボリューム的にはおとなしめ。
どのくらいおとなしいかというと、美紀子・真喜子姉妹か一刻館の美人管理人かっていうくらい。
だから、ちょっと物足りないのでご飯も欲しくなるんです。
そんなこんなで、ラスト昼食はラーメン定食だと閃いて、「昼の給食、今日は頼もうかなぁ」と管理栄養士に話したのは10時過ぎ。
まだ、遅番も勤務開始になっていませんでした。
ここまでなら、こんな延々と騒ぐような話になんかならない……はずなんです。
しかし、昼になって職員食堂に来たら……
自分の食札のついた膳はあったのですが、管理栄養士の食札膳がない。
以前もこんなことあったじゃん⁉
やられました、施設長に忖度して自らの昼食を廻して穴埋めし、自分は空腹に耐え……っていう筋書きに持っていくつもりなのか。
おそるべし管理栄養士。
そういう忖度とかキライだから辞めようって、言ったよね?
だけど今回は10時よ、大丈夫でしょ、ふつう?
なんで陥れようとするんだよ!?
よしんば10時でも遅いって言うんなら、その場で「無理です」って言えばいいじゃない、それだけの話なのに。
なんだか厳重な警備のもとに厨房から運び出された給食護送車から、本日の善を狙った襲撃犯……のようなポジションに立たされた施設長。
文字どおり途方に暮れながら「大空港」に向かうのでしょうね。
少なくとも管轄は七曲署から空港特捜部に移る……ってことになると思います(笑)。




