OMENS OF KAJI
その日、感染症対策として明朝までに燻蒸式空間処理殺虫剤を撒かないといけない……ということになったのです。
現場スタッフは処理準備を、我々は燻蒸剤を確保しに薬局に向かいました。
「水蒸気式は火災報知器(煙感知式)には引っかからない」説は聞いていましたが、「そンなわけない」ときちんと報知器カバーをとりつけて、準備は完了したはず……なのでした。
その後のことは、よく覚えていません。
とにかく警報音と煙の中で窓を開放して廻り、我々は涙と鼻水を垂れ流し、むせ込んでのたうち回ったのです。
大混乱で利用中のみなさん、何も知らずに夜勤や遅番勤務に従事していたスタッフには大変申し訳なかったです!!!
そして近隣住民のみなさま、消防車が来てびっくりしたかと存じますが、被害は我々作業員だけでございました。
「感知器は日々進化してる、だからカバーをつけるときはほんのちょっとした隙間も見過ごしたらダメ!!!」
「燻蒸剤はヒトにも効くから注意!!!」
いろいろと学んだことは次に活かして参ります!!!
大変お騒がせ致しました、お詫び申し上げます。