学校へ行こう!
社会福祉法人さつき会&社会医療法人さつき会
医療法人弘仁会(船橋市)
社会福祉法人千寿会(岐阜/静岡県)
奈良東病院グループ(奈良県ほか)
NPO法人AHPネットワークス
CICS(国際協力サービス株式会社/ベトナム)
上記6団体とトヨタ財団が協力連携して、ベトナム看護協会から公的介護テキストが発行されました。
さつき会からは当苑施設長が監修に参加、両国を股にかけてミーティングを重ね、出来上がった教科書です。
介護の教科書作りは、以前にも現在ベトナムの看護教育でも用いられている「ベトナム老年看護介護」テキスト作成がありました。
そちらには当苑の支援部長/介護課長/居宅介護支援課長/実習指導者らが、新たに盛り込んだ介護分野の内容をまとめ、画像を手配し、イラストまで描くという形で参加していましたが、今回はベトナム側が作成した介護分野についての内容を監修する形でのプロジェクト参加。
今回のベトナム出張の際に教科書お披露目のセミナーとレセプションが開催され、国内では唯一の公的テキストブックとして全土で活用されることになるとのこと。
帰国後には製本されたテキストが袖ケ浦菜の花苑と袖ケ浦さつき台病院に届きました。
施設あるいは院内のベトナム人スタッフや、苑長が講師を務める中央介護福祉専門学校(千葉県留学生プログラムからベトナム人留学生らを受け入れ)などでも補足資料として使われることになるかもしれません。
福祉の仕事は何かを遺す仕事ではありません。 後になって遺るものは記録と記憶といっていいでしょう。
それゆえ、こういう形に遺るものに携わることが出来るのは、感動しまくら千代子です。
海外からのマンパワー導入に関わって約20年になった施設長は、「出来ればこれからを支える若い世代にもこういう経験をしてもらいたいなー」と珍しく殊勝なことを言っております。