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Tour de Force

38SPECIALというワイルドなネーミングに見合ったイカツさを持ち合わせている癖に、実はメロウなサザンロック(そんなのあるのか?)を聴かせる連中の、1983年リリースのアルバムタイトルが「TOUR DE FORCE」。
ツアーバンドであるバンドコンセプトと、力作を意味する語彙のダブルミーニングになっている、渾身のアルバムです。
シングルカットされた「Back Where You Belong」は全米4位を獲得、バンドにとっての代表曲のひとつになっています。

そんなネーミングをサブタイトルに持ってきたのは、やはり今回は渾身のベトナムツアーだったからです。
在ベトナム大使館員、NPO法人、医療法人関係者、社会福祉法人関係者、大学教授……からなる日本の面々が参加して、ベトナム看護協会の中に介護支部が組織されたのは大きな前進でした。

余計な連中が随行して搔きまわしていましたが、それはさておき、この辺りは日本の介護の誕生に似ているような気がしています。

だとすると、介護・看護の棲み分け問題というのが何処かで必ず出てくるかと思いますが、その時は日本側が警鐘を鳴らさないといけないでしょうね。
それに、介護支部であるにもかかわらず、支援する我々の中に介護福祉士が含まれていないのも気になります。
参加者の中にも介護福祉士はいませんでしたし、ベトナム全体での介護職の社会的認知はまだまだ発展途上であることが壁のひとつになっています。
EPAが始まって、技能実習(育成就労)や特定技能に広がっていっている中で、ベトナム人の介護福祉士も含まれていないのは非常に残念なのですが、現場の介護を知らない人たちにそのリスクを継承しても徒労に終わります。
今後、支部から独立していく過程で、そうなっていくことを個人的には願うばかりです。

ありがたいことに、今回も表彰を受けました。
“ベトナムの看護の発展に寄与した”というものですが、「看護じゃないオレが貰うアレじゃない」と彼は言っていました。

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