お知らせ

防災などの取り組み

訓練と体験の重要性

皆さまの安全を守るため、つつじ苑では様々な防災への取り組みを行っております。
災害対策の研修、情報伝達訓練、いざという時のシミュレーション、事業継続計画(BCP)の整備と周知……、などなど。

定期的に実施しているものといえば避難訓練。
7月10日に行った際の様子をお知らせいたします。

火災が発生したとの想定で訓練開始。
消防署職員の立ち合いもあるため、真剣な空気が張りつめます。

特別な防災アイテムではなく、普段から身の回りにありすぐに手に取れるものを活用し、皆様の安全を迅速に確保。
訓練でケガをしては本末転倒なので、安全に実施することが大前提。
ん~~~、

なんだか余裕がある方もいらっしゃるのはご愛敬。

非常口の前まで移動すれば非難訓練は終了です。

その後は消火器の取り扱いについて。

火災の危険がある厨房職員や、特定技能実習生としてインドネシアから来ている職員たちが体験しました。

そして、昨年の秋には東京消防庁の本所防災館での研修も行っております。

一度に全員は無理なので、数日に分けて部署を問わずに多くの職員が参加できるよう調整。

こちらでもまずは消火器の取り扱いから。
スクリーンに臨場感ある画像が映し出されます。




訓練を繰り返している成果か、多くの職員はスムーズにできています。

続いて心肺蘇生。



けっこう疲れるんです。
が、必要時はそんなことも言ってられないことはわかっているので、真剣に身につけます。

次は建物火災などで煙が発生した際の避難方法。
非難誘導灯を確認しつつ、姿勢を低くして煙を吸わないようにしながら慌てずに出口へ向かいます。

室内の様子はモニターで確認が可。

暗い状況でも基本通りに進めば脱出できます。

最後は地震の揺れを体験。



実際に起きた地震を、震度だけでなく揺れ方も含めて再現できる装置です。

新潟県中越地震。


そして北海道胆振東部地震。


上記以外にもグループによって様々な震災を体験しましたが、どれも立っていることなどできない揺れでした。
写真のような亀の姿勢をとっていなければ、部屋から放り出されしまうことが体感としてわかりますし、周りに対策していない家具などがあれば確実に倒れてくることも容易に想像できます。

マグニチュードが1あがれば、エネルギーは32倍になることを示す図です。

上記の技術、使わないで済むにこしたことはありません。
しかし、いつどこでどのような状況に直面するか、誰にもわかりません。
いざという時に自分や大切な人の命を守ることができるよう、確実に身につけておきます。
※防災館の写真は使用許可を得ています。

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